お知らせ

2022年「新茶」の販売開始しました!

新茶の時期になりました。雨が多く大変なのですが、頑張ります。

さて、改めて「新茶とは」と書いてみました。

一年で最初にお茶の樹から摘む葉からできるお茶のことで、関西では初茶(しょちゃ)とも呼ばれるようです。
冬の間に栄養を蓄え、日光の照射量の多くない晩春から初夏の時期に芽吹くことで、光合成によって作られる渋み・苦み成分が少なく、旨み・甘み成分を多く含んだ、とても美味しいお茶になります。

茶の樹から摘まれた新芽は、酸化発酵しないうちにできるだけ早く工場へ運び、蒸した後、5時間かけて揉みながら乾燥させます。そのうちに生葉の重量の20%に減ってしまい、1反(約300坪)の畑から、上級茶の場合で生葉400kgから80kgしか穫れないため、生産者にとっては我が子のようなものです。 当社の茶園と製茶工場でも、収穫から製茶まで、早朝から夜中まで稼働して、おいしい新茶をお届けできるよう奮闘しています。

今年の当社の新茶は、昨年よりも5日ほど遅く、例年に比べては3~4日ほど早い収穫状況です。
八女や静岡では、冬の気温が低くさらに4~5日遅い生育との情報です。
品質は概ね良好で、瑞々しい新芽の香りが工場いっぱいに漂っています。
GWの最盛期にむけてお天気が良く順調に摘栽でき、製造するため時間単位の天気予報と
にらめっこ状態です。

これから順次各種新茶を、ご用意してまいります。ぜひ旬の香味を楽しんでいただければと思います。

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